少し前ですが、原宿の BOOKMARC で開催されたマーク・ゴンザレスのエキシビジョン NO RAiN TODAY に行ってきました。
緊急事態宣言があったので、ようやく僕が行くことができたのは、展示の最終日でした。
なので、そこからあまり遠くならないうちにと思い、今回はマーク・ゴンザレス と ” Video Days” について書きたいと思います。
目次
マーク・ゴンザレス と ジョン・コルトレーン
僕が初めてマーク・ゴンザレスを知ったのは、1991年の blind Skateboards によるムービー ” Video Days “でした。
僕がはじめて買った スケートボードデッキは、blind のものでした。
この ”Video Days ”のビデオディレクターは、スパイク・ジョーンズが手掛けています。※当時はスパイク・ジョーンズのことは全く知りませんでした。今やとても有名な映画監督ですが。
”Video Days” の マーク・ゴンザレス のパートで流れるサントラは、ジョン・コルトレーンの “Traneing in”。
当時のスケートムービーでのサントラは、ヒップホップとかハードコア・パンクとかが多かった中、マーク・ゴンザレスのパートは JAZZ。
当時、高校生だった僕には、JAZZ が流れる中で マーク・ゴンザレスのストリートを流れるようなスケーティングが、すごくスタイリッシュで大人に感じたものでした。
blind の What if?
東京に出て働きだしてからスケートボード熱が再燃したとき、この” Video Days ” が見たくて、blind の ビデオ ” What if ? ” を買いました。
このDVD “What if ? “の表向きは、Blind Skateboards の 今 (※とはいっても2005年当時) をフューチャーしたものなのですが、ある操作をすると 裏メニューの ” Video Days ” を見ることができます。
DVDなのに隠しコマンドがあるんです。 昔のファミコンみたい。笑
隠しコマンドは、
- ① メニュー画面から、Special Features 2 を選択
- ② Blind Board Graphic Gallery を選択
- ③ Deck Gallery2 を選択
- ④ 上から3つめの OLD ENGLISH の RUDY JOHNSONモデル – SPIKE JONZE デザイン のスケートデッキを選択
- ⑤ [ 左ボタン ] を押すと、ブラインドのキャラクターが現れるので選択すると効果音が流れる
- ⑥ 再び Features を選択して戻ると一番下に ” Video Days ” のロゴが現れるので、選択する
になります。
もし、 ” What if ?” のDVDを手に入れたら、この方法で “VIdeo Days” を見てみてください。
”Video Days ”については、ガイ・マリアーノのことも書きたいのですが、まとまらなくなりそうなので、また別の機会にします。
余談 – Larry Clark の KIDS
余談ですが、ラリー・クラークの映画 ” KIDS ” の中でも、 ” Video Days ” のマーク・ゴンザレスのパートが流れますね。この” KIDS” も久しぶりに見たくなって一年前くらいにDVDを買いました。一時廃盤になっていて買うことができなったけど今は買えます。
この映画には、スケートボーダーのハロルド・ハンター が ハロルド役 で出演しています。このハロルド・ハンター という人は、ZOO YORK のライダーであり、Supreme のクルーでもありました。
ZOO YORK の名作ビデオ ” MIXTAPE” の個人的なベストパートは、ハロルド・ハンターのパート。ファッションとしてもB-BOYに影響を与えたりしています。
でも、残念ながら2006年に31歳の若さで他界してしまい、その後、スケートボードに興味を持つ子供たちを支援するために、ハロルド・ハンター財団が設立されました。
それにしても、blind の”Video Days”といい、ZOO YORK の”MIXTAPE”といい、ネーミングセンスが良いですね。
脱線してきましたので、このくらいにします。
まとめ
今回はマーク・ゴンザレスについて書きましたが、マーク・ゴンザレスのアーティストとしての部分とかスケーターの部分には、全く触れなかったですね。やはり流れに任せて思うままに書くといけません。。。
途中で、ハロルド・ハンターになってしまったり。
マーク・ゴンザレス と ハロルド・ハンター と Supreme
ただ、マーク・ゴンザレスとハロルド・ハンターに共通する点として、スケートボーダーでありながらアーティストや俳優といった別の顔を持っていること、ファッションアイコンとして影響力があることがあります。
そして、ともに Supreme というブランドと深い関わりがあります。
マーク・ゴンザレスのオブジェや絵などの作品は、Supreme のニューヨーク(マンハッタン)、サンフランシスコ、ロンドン、パリ、東京(渋谷)、名古屋、大阪で見ることができます。
これからもマーク・ゴンザレスについては、ときどき blog に登場すると思います。
因みに
今回、僕はBOOKMARC で行われた展示で、Mark Gonzales の作品を手に入れました。
見に行っただけのつもりが、すごく気に入って欲しくなって購入しました。
僕が展示を見に行けたのは最終日だったので、ほとんど作品は売約済みになっていたので幸運でした。
後々考えると、このスケートボードデッキには、オフィス イズ トウキョウのコーポレートカラーのロイヤルブルーが使われていたから、惹かれたのかもしれません。笑
僕はたまに、直感的にものを選んだり買うことがあります。
Crust Bikes の自転車フレームもそう。
Blue Lug さんに Crust Bikes が取り扱い開始し直後、すごく気に入ってしまい Crust BikesのRomanceurというモデルを購入しました。※もともと他のフレームを購入する予定で、他店から取り寄せてもらってました。
もしかしたら、自転車の Frame(フレーム)と、デッキのハンドペイントは炎 = Flame (フレイム) でなんか近いからですかね ? ぼくは、フレーム(フレイム) を直感で選ぶ傾向にあるんですかね 。。。 たぶん、全然関係ないですね。笑
でも、そういう直感で選んだものが、ずっと好きだったり、のめり込むきっかけになって、不思議と長い付き合いをするものになっていったりしています。
だからこれからも、そういった直感を大事にしたい。
いろいろな場面で、例えば仕事においても何かを選ぶときに、そうしようと思います。
今回も、読んでいただきありがとうございました。